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TOP>コラム&ニュース>【北九州市】なぜ部屋を狭いと感じるのか? —ベテラン女性一級建築士の視点
住宅設計の現場で25年間、多くの家づくりに携わってきた女性一級建築士の視点からお伝えします。
「部屋が狭い」と感じる原因と、その解決策について考えてみましょう。
【「狭さ」は数字だけでは測れない】
同じ広さの部屋でも、ある部屋は広く感じ、別の部屋は狭く感じることがあります。
これは単純に床面積だけの問題ではなく、様々な要因が複雑に絡み合っているのです。
女性一級建築士の経験から言えることは、「狭さ」は物理的な寸法だけでなく、心理的な要素も大きく影響しているということです。
【物理的に「狭い」と感じる原因】
1. 家具のサイズと配置が不適切
最も多い原因は、部屋のサイズに合わない大きな家具を置いていることです。
例えば、6畳の部屋に3人掛けの大きなソファを置くと、それだけで部屋の半分以上のスペースを占領してしまいます。
また、家具の「足元の空間」も重要です。
床から少し浮いたデザインの家具は、床面が見えることで空間に余裕を生み出します。
反対に、床までしっかりと下りたデザインの家具は見た目に重厚感があり、部屋を狭く感じさせることがあります。
2. 通路幅が確保されていない
快適に感じる最低限の通路幅は60cm以上です。
この幅が確保されていないと、体が物にぶつかりそうで常に緊張状態になり、狭さを感じます。
特に出入口付近や家具と家具の間の通路幅は重要です。
3. モノが多すぎる
長年の経験から言えることは、部屋が狭く感じる最大の原因は「モノの量」です。
本来4人家族が快適に暮らせる住宅でも、モノが溢れていれば窮屈に感じます。
特に平面(床や机の上)に物を置きすぎると、視界が遮られ圧迫感を感じます。
床に物が多いと、それだけ人が動けるスペースも減ります。
【心理的に「狭い」と感じる原因】
1. 色彩と光の影響
濃い色や暗い色は空間を締め付けるように感じさせます。
また、自然光が十分に入らない部屋も狭く感じやすいものです。
お施主様の多くが、壁や床を明るい色に変えるだけで、「部屋が広くなった」と感じると報告しています。
2. 視線の抜け
人間は視線が遮られると圧迫感を感じます。
窓からの景色が見えない、部屋の角まで見通せないといった状況は、狭さを強調します。
大きな窓や鏡を効果的に配置することで、視覚的な広がりを作り出すことができます。
3. 天井高の影響
標準的な住宅の天井高は2.4m程度ですが、この高さが確保されていない場合、圧迫感を感じやすくなります。
逆に、天井が高いと部屋全体に余裕が生まれます。

【解決策:広く感じる部屋づくりのコツ】 女性一級建築士 25年間の住宅設計の経験から得た、部屋を広く感じさせるためのアドバイスをいくつかご紹介します。 1. 適切な家具選び 部屋のサイズに合った家具を選ぶことが基本です。 特に日本の住宅では、コンパクトで機能的な家具が適しています。 無駄に大きな家具を置くよりも、必要最小限の機能を持つ適切なサイズの家具を選びましょう。 また、可能であれば「足元が見える」デザインの家具を選ぶと、視覚的な余裕が生まれます。 2. 収納の工夫 出来るかぎり床に物を置かないことが理想です。 壁面収納や天井近くまでの高い収納を活用し、床が見えるように収納を工夫しましょう。 見せる収納と隠す収納をバランスよく取り入れ、視覚的な雑然さを減らすことも効果的です。 3. 色と光の活用 壁や床、大きな家具は明るい色を基調にすると、空間が広く感じられます。 特に白やベージュ、淡いグレーなどの色は、空間を広く見せる効果があります。 また、自然光を最大限に取り入れる工夫や、間接照明を活用して部屋の隅々まで柔らかく明るくすることも重要です。 4. 視線の通り道を確保する 部屋の対角線上に視線が通るようにレイアウトすると、空間の広がりを感じやすくなります。 また、低めの家具を選ぶことで視界が開け、圧迫感が減ります。 5. 整理整頓の習慣化 これは単なる掃除の話ではなく、生活習慣としての「片付け」の重要性です。 使ったものをすぐに元の場所に戻す習慣をつけることで、常に空間に余裕が生まれます。 まとめ:「感じる広さ」を大切に 部屋の広さは物理的な寸法だけでなく、「感じる広さ」が重要です。 適切な家具選び、収納の工夫、色と光の活用、そして何より日常的な整理整頓の習慣が、限られたスペースを最大限に活かす鍵となります。 多くの住まいづくりに携わってきた経験から言えることは「広さ」は心の余裕とも深く関わっているということです。 物理的な空間だけでなく、心にも余裕が生まれるような住空間づくりを心がけてみてください。 「狭い家を広く感じるようにリフォームしたい!」方は、KiTaku desing女性一級建築士の無料相談をご利用ください。
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