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【北九州市】リビングは本当に南向きが最適?

2026.01.13

北九州市でリノベーションをお考えの皆様、こんにちは。
KiTaku design 一級建築士の土肥です。

住宅の間取りを考える際、「リビングは南向き」が当たり前のように言われています。しかし、本当にすべての住宅で南向きリビングが最適なのでしょうか。今回は、方角による日当たりの違いを実際の体験をもとに検証してみたいと思います。

【実際の事務所で検証した方角別の特徴】

私が関わっている複数の事務所で、それぞれ異なる方角の空間を使用しています。

⚫︎福岡久留米の事務所は南西向き
⚫︎大阪箕面の事務所は南東向き
⚫︎福岡北九州の事務所は平屋で三面に窓がある真南向き

結論から申し上げますと、個人的には南東向きの空間が最も快適だと感じています。


冬の朝8時、大阪箕面事務所の南東向きの窓から朝日が差し込む様子は実に爽快です。朝日が部屋に入ることで「今日も一日頑張ろう」という前向きな気持ちになれます。

一方、南西向きの空間は夕方まで日差しが強く、特に夏場は暑さが厳しくなります。真南向きは日中の日当たりは良好ですが、朝の時間帯に朝日が入りません。

【方角によって変わる日当たりの特性】

一口に「南向き」といっても、実際には角度によって大きな違いがあります。 南東向きは朝日がしっかり入り、14時頃には直射日光が部屋に入らなくなります。朝型の生活をされる方や、午前中に家で過ごす時間が長い方には最適な方角です。 南西向きは午後から夕方まで日差しが強く、夏場の暑さ対策が必要になります。 真南向きは日中の日当たりは安定していますが、朝の時間帯の爽やかな朝日は期待できません。

【最も長く過ごす空間こそ南東向きに】

「リビングは南向きが基本」という考え方が住宅業界では一般的になっていますが、私は「ご家族が最も長く時間を過ごす空間を南東向きにする」ことをおすすめしています。 それがリビングなのか、ダイニングキッチンなのかは、それぞれのご家族のライフスタイルによって異なるでしょう。朝食をしっかり食べるご家族であれば、ダイニングを南東向きにするという選択肢もあります。 家相の考え方では、南東方向(巽の方向)に玄関があると良いとされていますが、私は居住空間にこの方角を当てた方が、より快適な住まいになると確信しています。

当事務所では「間取りのセカンドオピニオン」というサービスを提供していますが、本当によく持ち込まれるのが「1階に南向きリビングを配置したが、どう見ても日が当たらない」という間取りです。

一般の方が日当たりの良し悪しを判断するのは難しいものです。しかし問題なのは、住宅のプロであるはずの建設会社やハウスメーカーが、きちんと日照を検証せずに「とりあえず1階南向きリビングにしておけば良い」と安易にプランニングしていることです。 これは非常に残念なことだと感じています。

【敷地条件を総合的に判断した間取り計画を】

建築設計において、間取りは敷地条件によって大きく左右されると言っても過言ではありません。 また、住宅リノベーションでは、既存の建物の構造や窓の位置に制約があることも多いものです。

「リビングは南向き」という一般的な概念を絶対視するのではなく、その敷地の日当たり、風通し、周辺建物の状態、道路の位置などを総合的に判断して間取りを決めることが大切です。 限られた条件の中で最大限に快適な空間を作るために、敷地条件や周辺環境を丁寧に調査し、ご家族のライフスタイルに合わせた間取り計画が必要です。

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